こんにちは、占術家のいくらです。
これまで、さまざまなお客様の人相を鑑定させていただきました。そのような中で、顔の部位や顔色などで気になったところを指摘すると「そういえば・・・」と、ご自身の記憶を思い返す場面に数多く出くわしています。
そこで今回は、これまで鑑定してきた中で、特に気になったエピソードをご紹介します。
※この記事は、あくまで人相学から筆者が判断したものであり、見た目による差別を助長するものではありません。
※イラストはすべて、私が描いています。
1 口元の赤い腫れとご近所トラブル
一年前の夏の暑い日、都内で鑑定していた時に、ふらりと男性客が訪れました。パッと見、顔つきや表情からは、目立った違和感は見受けられませんでした。
ただ一点、虫にさされたのか、かぶれたのか、口角からあごにかけて赤く晴れ上がっていました。皮膚が赤くなるのは、トラブルに悩まされる兆しです。
お客様が着席されてから開口一番、「何かご近所とトラブルになっていることはありますか?」と尋ねると、少し考え込んでから、こうおっしゃいました。
「トラブルってほどではないですけど、実は単身赴任で引越ししてきたばかりなのです。
ところが隣の部屋の風鈴の音がうるさいので、なんとかしてもらえないかと、管理会社に苦情を入れたのですよ」。
口角から下は「比隣」と言って、ご近所のことを指します。
この部分が赤く腫れているということは、何かトラブルになっているか、トラブルに悩まされているのではないかと私は観たわけです。
風鈴の音を聞くと涼やかな気持ちになるのですが、共同住宅では難しいですね。
今の時代、住人同士で話し合うと何かと悪い方向に発展することが多いので、共同住宅の場合はこの男性のように、管理会社を通すのが賢明です。
2 目尻の状態には異性運が現れる
これは、知人の娘さんを鑑定させてもらった時の話です。といっても今回は対面ではなく、スマホの画像越しでの鑑定です。顔立ちが凛々しく、キリッとした印象の娘さんでした。
画像から顔を丹念に観ていくと、右の目尻から口に向かって綺麗な線が流れるように現れていました。
●右の目尻 → 夫の運気
●左の目尻 → 恋人の運気
と観ますが(男性の場合は逆)未成年ということもあり、今回は左右関係なく「目尻=異性運全般」と観ました。
目尻から綺麗な線が出て、その線が唇へと繋がっている場合、例えば縁談なら「縁談が無事成立する」というように、異性運が良い方向に向かっていると観ます。
この時は、「近々、異性といい縁がある」とお伝えしました。
そして最近ご連絡があり、娘さんにめでたく彼氏ができたとのこと。お客様からの恋愛成就の報告が、一番うれしいですね。
3 リーダーは「鼻の大きさ」でタイプが違う
これは、過去にお世話になった仕事先の話です。この頃は人相の勉強を始めたばかりで、人を占うことはまだできませんでしたが、それでも顔から何かを読み取る練習をしていました。
過去に様々な職場を渡り歩き、色々な人に会ってきましたが、顔つきの違う2人の例を挙げます。
●Aさん/輪郭は面長の長方形で、とにかく鼻が長くて高くて、大きい。
●Bさん/別の職場のリーダー。顔は四角型で小柄ながら、がっちりとした体格。鼻はリーダーのAさんとは対称的で、短くて低く、小さい印象。
鼻の意味は「自我の強さ、自己主張の強さ」を表します。大きくて長いほど、自己主張が強く、ブレない面があります。
なので、「頼りがいがある」と言えるでしょう。
小さくて短く低いほど、自己主張をせず、相手に合わせるタイプです。
その2人の行動の違いとして、リーダーAさんは自分のやり方を曲げない、時としてワンマンなタイプ、もう一人のリーダーBさんは周りの意見を聞いてまわりますが、進んで前に出ないタイプです。
さて。人の上に立つリーダーは、どちらの方がいいのでしょうか?
リーダーとしてまず必要なのは、頼りがいがあるところ。ならばパッと見、鼻の大きい人ほど頼りがいがあるので向いているかもしれません。
しかし、ワンマンになりがちなので、時によってチームをまとめることには支障がありそうです。
一方、鼻の小さい人は、周りの意見を汲んで、話を聞いてくれる優しいリーダーになりそうですが、意見に流され、意見がコロコロ変わりそうなので、頼りがいという意味では、少し疑問が残るかもしれませんね。
ちなみに、これまで調べた中では、世間でリーダーとして活躍している人たちは、半数以上が顔の割合に比べて鼻が目立つ人が多かったように感じます。
やはり、ある程度ワンマンであったとしても、頼りがいのある人が選ばれるということなのでしょう。
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いかがでしたか?
今回紹介したように、人相の変化は、良くも悪くも何かの兆しと捉えることができます。ぜひ今後の参考にしてみてください。
人相研究・占術家。セツモードセミナー修了。顔学会会員。観相術(人相・手相など)四柱推命を主に扱う。喫茶店やファミレスなどで対面鑑定を行う傍ら、セミナー講師、Web・雑誌の記事の執筆・監修など、多岐に渡り活動している。
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