松田麻寿のスピリチュアルガイダンス〈22〉豊かさを阻んでいたDNAに刻まれた過去世の記録

こんにちは、霊的成長のための気づきをサポートする、スピリチュアルガイドの松田麻寿です。
私の行っている鑑定で、今年4月以降のご相談で増えた、「輪廻転生や前世」にまつわる問題について、今回もご紹介します。

夏至以降に発生している問題は、進化を促すためのお知らせ

6月下旬に夏至を迎え、今年も後半に入りましたね。
2022年の夏至は、これからの10年を作る重要な一年の中で起きた夏至でした。

その流れを受けた7月は、今年後半に向けて、見直すべきポイントが「問題」となって見えてくる時になります。
特に「自分が得意だとすることほどトラブルになった」という方は、自分を客観的に見つめる必要があります。
例えば、私が鑑定した方の中に、“コミュニケーションのテクニックが長けていたので大きな人脈が作れていましたが、夏至を境に、自分が相手をどう思っているのかが赤裸々になってしまい、今までのやり方が通用しない”と悩んでいる方がいました。

他にも、ご相談者の中には、
●大きなビジネスグループが解散するにあたってのご相談をしたい方
●夏至を境に、相手との契約・約束事が急激に変わった方
●夏至の朝に「詐欺にあいました」と連絡をくださった方
など、特に人間関係が変化する出来事に驚き、悩んでいる方が多い印象でした。

運命の二人に立ち塞がるお金のトラブルはDNAと関係していた

その中でも、「今回の夏至の“掘り下げ具合”は、なかなか深いなぁ」と思う私です。
なぜって、「もしかして人のDNAは、過去世の記憶をエネルギーとして転写している、そんな記録媒体なのでないかしら・・・」と感じるご相談が続いているからです。

最近、あるご夫婦がいらっしゃいました。
出会ってすぐ、「この人だけが私をわかってくれる」と感じ入るところがあり、交際期間も短く結婚したという、お二人。
「どうして結婚をそんなに早く決断されたんですか？」と伺うと、「自分たちの経験がとてもよく似ているからなんです」とお答えされました。

「経験が似ているって、どういうことですか？」と問いかけると、
「いつもお金が貯まるとトラブルになり、全てを手放さなければならなくなる。
どこに行っても必ず孤立し、自分は相手を気遣うけれど、相手は応えてはくれない。
という2点が特に似ていると思うのです」というお返事がありました。

そんなお二人からのご相談は、「どうにかして、金運が上がらないだろうか？」ということでした。
そこで私は、日常でできる金運をあげる行動や金運に特化した吉方位をお伝えしました。

すると不思議なことに、金運の吉方位旅行の計画をしても、なぜかトラブルに見舞われてキャンセルせざるを得なくなったり、金運を上げる行動をいつも忘れてしまう、ということが続いたそうなのです。
吉方位旅行を計画すると、計画する段階から色々なことが起こるものですが、私が知る限り、「行けない」というのはあまり起きないことでした。

お金を持つことは邪悪とインプットした誓いが有効になっていた

そして、ある日の鑑定で、“二人ともほぼ同日時にお金がなくなった出来事が起きた”という報告を受けたのです。
「同日時だなんて、ちょっと不思議だなぁ」と思い、どんなことがこの問題に最適な解決策になるのかを神仏に問うと、「過去世を読み取ってみよ」と言われました。

私は、霊視状態となり、二人に関わる過去世に向って進んで行きました。
すると、修道院が経営する孤児院にいる男女が浮かび上がってきました。
性別もそのままで、そこでは結婚もなく、互いに想いあってはいるものの、同じ教会の中で生涯ずっと生活しています。
教義に寄り添い続け、励まし合い、認め合うことが互いの喜びという様子でした。

ずっと視ていくと、「宣誓」をしているシーンに遭遇しました。
その宣誓を長々とする中、このような言葉が聞こえてきました。
「お金を得た時、全ては教会に納めること。お金を持つことは邪悪です」

二人は、「生涯この宣誓を守り抜く」と宣言し、深く頭を垂れていたのです。

その瞬間、私はぞくぞくぞくーーーーと鳥肌が立ちました。

「ここだ。この宣誓が、ずっと有効になっているんだ。
この宣言によって、自分を罰したり、罰されるような出来事を繰り返していくのか。
これは魂の記憶なのに、こんなに強く現実化させているということは、それを起動する何かが“今の肉体”にあるのではないだろうか？」と私は考えました。

過去生の宣誓を取り下げたら、DNAを通して現実が好転

そこで私は、二人をサポートしている高次の霊的エネルギーに問いかけ、次ような情報を得ることができました。

＊＊＊

──このような体験をするための記録媒体みたいなものが、彼らの肉体の中にあるのでしょうか？

DNAの中にある。だから体験する。
無意識領域からのエネルギーの引き寄せは、「出来事」を引き寄せる。
そして、肉体の中の細胞レベル（DNA）にも記憶があるから、何かに反応して出来事が起こるように「見合った行動を選択する」。

──そんなにも人は、2重3重に、エネルギー的に縛られているものですか

宣誓、誓願だからだ。誓願は神に誓うものだからだ。
宣誓であり誓願は、自分の「真実」を表明するものだ。
真実のエネルギーは強く、ピュアだ。

──では、その誓いは、今世で取り下げることはできないのでしょうか？

それはできる、エネルギーを書き直すことはできる。

＊＊＊

私は意識を肉体に戻し、深呼吸しました。
そしてお二人に、「『今世以降では、清貧はやめます』と宣言してみませんか？」と提案しました。
二人はキョトンとした顔で、「そんなことで、お金の問題が解決するんですか？」と言います。

「今なら、私はあなた方に関わる高次元の存在と繋がっているから、宣言が通ると思います」とお伝えすると、お二人は、宣誓を取り下げる宣言をされました。
そして、なぜか涙を流されました。

その後のご報告では、「吉方位旅行にスムーズに出かけられるようになりました！ 今では、 金運行動も忘れることなくできるんですよね・・・・、今までなんだったんだろう？」と過去を振り返っていました。

あなたの中にも、私の中にもある、DNA。
まだまだ未知なる力を秘めている細胞なのかもしれません。

それではまた。

松田麻寿　
まつだまこと／spiritual growth guide。相談者の運命好転に強力にコミットするスピリチュアルヒーラー。オーラや感情、霊体など、目に見えないものを知覚する能力を持つ。直観と論理体系を統合して行うセッションは、相談者から絶大な信頼が寄せられ、4世代にわたって依頼されるなど、リピーターのファン多数。開運講座の講師としても10年以上活動している。
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