松村潔のアナザーワールド/vol.47 クンダリニの目覚めやチャクラの活性化、対応する7つのコスモス

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松村さんの好評本!


次元を超えて隣の地球へ
『人間は宇宙船だ』
松村潔著/ナチュラルスピリット
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クンダリニとかチャクラについて、ここ最近書いていたのだが、このふたつについては、インドの経典をあてにすると、中枢はみな身体内にあり、その位置なども細かく指定され、訓練法まで規制されることになる。
そのあげくに、冥想とか修行すれば、悟りを開くことができるという、あやしい考え方まで出てきてしまう。
手段によって、本質的なものを呼び込むことなどできない。
少し修正してみたいと思い、まずはチャクラを、これまで説明している7つのコスモスと混ぜて考えることにした。これは混乱を呼ぶことは確かだ。

というのも、だいたいチャクラは、メゾコスモスの惑星界か、あるいはトリトコスモスの人間界の内部を7つにわけたもので、エドガーケイシーのグループ(ARE)では、だいたい惑星と結びつけて考えているようなので、これはメゾコスモスのチャクラだ。

7つのコスモスの一番下はミクロコスモスで、これは身体よりも小さな領域を示す。
わたしはこれまで、ミクロコスモスの中には、全体的な7つのコスモスが投影されるので、ここに7つの区分が生まれ、一番下は、無の領域に肉薄する素粒子などを割り当てていたが、ミクロコスモスは大雑把に言うと、人間の形よりも小さな領域を示すので、身体の中にある内臓とか、器官も、ミクロコスモスに分類できる。
これは、ミクロコスモスの内部の7つ区分の一番上の階層だ。

クンダリニを開発するのに、その根っこというか出発点は、ムラダーラチャクラにある。すなわち、7つのコスモス対応では、ミクロコスモスにある。
つまり、身体内の骨盤底筋とか、子宮とか、男性ならば、前立腺あたりにある。ここに、シャクティが眠っていて、三回半とぐろを巻く蛇として描写される。
ムラダーラチャクラは、物質生活を象徴しており、シャクティが眠っているというのは、物質の中には意識、生命などが不在ということを示す。物質は、呼びかけても動かない。

これは、意識が物質の中から去ったからであり、シャクティは、シヴァが呼びかけることで目覚める。
これはタロットカードでは、「20審判」のカードに描かれており、ここではシヴァに代わるガブリエルがラッパを吹くと、墓の中から青い人が立ち上がる。
となると、クンダリニを起こすには、まず最初に、意識が去ったから死んだように動かなくなった物質となったことを逆転させ、物質界を象徴するムラダーラチャクラの焦点部分に、自分の意識が入ることから始まる。

ミクロコスモスの内部の7つは、大きな7つのコスモスの反映だが、向きが反対になっており、下に行くほど、1なる原理や、アヨコスモスのプルシャ・プラクリティの反映に近くなる。

アーノルド・ミンデルは、ユング心理学と物理学を結合しようとした人なので、彼の本には、素粒子とか電子が、意識と連動するというような内容が出てくる。
意識と電子が連動するという話になると、まるでメスメリズムのようになり、近代科学は猛反発するのだが、これは念力スプーン曲げなどにも関連づくだろう。

ミクロコスモスに該当するムラダーラチャクラの中の、眠れるシャクティを起こすには、人の意識が、そこを外的に観察するのでなく、中に入る必要があるので、ミクロコスモスの中においての普遍的な原理を示す素粒子や電子と、生命意識を連動させることが前提だ。

すると、起き始めたシャクティは、人間意識の機嫌を取ろうとするかのように、好み、趣旨、意図に忠実に沿うように動き始める。
たぶん、寝ているシャクティとは、意識が去ったので、すねていたのだ。呼んでも起きないのは、怒っていたのだ。

クンダリニを起こすのに、ハタヨガ経典などでは、まず最初に、会陰のあたりにかかとを押し付けるなど具体的なことが書かれているのだが、意識が去ったために死んだように動かない物質の根源を起こすには、意識がその中に入ることが肝心なので、身体部位の外的刺激は側面的な手段であり、純粋に考えると、呼吸法さえ伴わなくてもいいし、ただ、意識をそこに向けるだけなのだ。
外的に見るのでなく、この中に入る。

という場合、骨盤底筋あたりというのは漠然としすぎていて、もっとピンポイントで指定したほうがいいし、しかもこの場所をつきあてるのに、身体組織の地図を使わないほうがいいかもしれない。
意識で探り当てるというのは、肉眼で見て場所を決めるということではないのだ。
肉眼で確認するものは、突き放すことであり、シャクティの中に意識が入らないことを示す。
たとえば、わたしたちは散歩している時、犬を見るが、犬を見ている時というのは、犬を突き放していることなのだ。わたしは犬ではないと言っている。犬は見捨てられたと感じている。

この意識の感触によって、シャクティの寝床を探るのが大切というのは、おそらく、人によって(宇宙種族の所属によって)場所が微妙に違うからだ。

ただしく場所を突き当てた時、電撃が走る。
というのは大げさかもしれないと思ったが、いや、そう大げさでもない。
外的刺激もしない、呼吸法も使わない。ただしく場所を見つけた瞬間、シャクティが起き始め、すると身体に電気が走るという段階が出発点で、ここから、シャクティを、シヴァがいる場所まで、誘導する必要がある。
シヴァは、ブラフマー、ヴィシュヌとともに、トリムルティを構成し、これは7つのコスモスの上から二番目の、アヨコスモスの中の、プラクリティにあるトリグナと対応する(ややこしい)。

一番上のチャクラ、1なるもの、ブラフマン(ブラフマーのもとにあるもの)にシヴァがいるわけではなく、宇宙チャクラで言えば、上から二番目の、アジナチャクラにいるのだ。
少なくとも、シャクティはここまでよじ登らなくてはならないし、一度目覚めたシャクティは、そこまで至らず、チャクラの途中にいると、だいたい暴れて、その界隈を壊し始める。

シャクティの別の姿であるカーリーが暴れる時、シヴァが下に横たわり、その上でカーリーが踊っているというインドの絵は、シヴァの意識のエリアの中で(手の内で)、カーリーがおとなしく踊っている姿でもあり、しかしシヴァは上から二番目のアヨコスモスにいるということは、それ以下のコスモスはみな、ずっと小さな範囲にあるので、そこでカーリーが踊ると、世界を破壊し続けるという意味なのだ。

シヴァから見ると、何も壊れていない。しかし、その下のコスモスにおいては、いろんな境界が壊されてしまう。
これがけっこうとんでもないので、もっと注意するべきことかもしれない。
シヴァから見ると、どんなものも、なんくるないさーになってしまうのだ。

ミクロコスモスは、7つのコスモスの模写であると書いたが、この中で、電子が意識と連動するというのは、7つのコスモスでは、上から二番目のアヨコスモスにおいて、シヴァとシャクティが邂逅することと似ている。

わたしたちは、物質世界の安定を願っている。物質世界が安定し、この中で、寝たようにぼんやりした暮らしをするのが、好ましいと考えている。
このためには、シャクティは寝ていなくてはならないのだが、シャクティが起き始めると、不穏でもあり、また、同時に、生命的な喜びとか楽しさとかが目いっぱい拡大するのだ。

クンダリニの開発と、チャクラの開発はどちらが先かというと、いったんシャクティが目ざめると、上から二番目のチャクラまで行く必要があるので、そうなると、先にチャクラ開発が重要だ。
そしてわたしの修正案では、チャクラとは、身体の中にあるものでなく、7つのコスモスと重なっているものだ。

西欧のカバラ修行の分野では、どうやら、このムラダーラチャクラの中にある死んだ要素をアクティベートするのは、最後の段階であるようだ。
タロットカードの最後のカードである「21世界」は、生命の樹のパスでは、腰のイエソドと、足の下のマルクトのパスに割り当てられ、このパスの開通は、インド式に言えば、ムラダーラチャクラと、その次のスワディスタナチャクラを開通させることであり、こうなると、物質体は、「気」の身体であるエーテル体に変化する。

本人から見ると、ここで、新しい身体ができるし、これを物質体だと思い込むが、他人から見ると、不可視のエーテル体だ。
正確にはそうではないのだが、いまのところ、そう言うしかない。

クンダリニは、まず7つのコスモスに通暁した後で、開発するものという考えは、シャクティが目覚めるには、その方向性が必要で、ヴィジョンも意図もない状態では、シャクティは起きないことを示す。
シャクティは、マクロコスモスの特定の恒星、あるいはそれがデュートロコスモスの太陽系に降りたところの真実の太陽を提示することで、「そこに向かって起きる」のだ。
ガブリエルは、神のメッセージを伝えると言われているが、これは、その象徴的な表現だ。

すると、7つのコスモス、あるいはその投影である身体において、まっすぐの道ができ上がり、生命の樹においては、それが中央の柱を作り出す。
驚くことに、最初から中央の柱があるわけではない。考えてみると、糸とか、紐を張るには、ここからここという両端を決めなくてはならず、片方だけでは、糸はだらんとしたままなのだ。

恒星探索をしている時、どうもクンダリニが目覚めてしまう人がいるらしい。
ロバート・モンローの場合には、最初からプレアデスから下降してきた存在なので、この糸はぴんと張られているのだが、恒星探索で、自分のルーツ、あるいは目標地点を正確に発見した時、腰に電気が走る。
クンダリニは「底からさらう」ので、自分の本命の恒星を見つけ出すと、そこに向かって、自分の思考、感情、身体性が持ち上げられる。

ヨガでは、この三分節を、御者、馬、馬車というのだが、正確に柱が立つと、身体を示す馬車も、自分のほうからそこに行きたがる。
人間生活においては、この三つはいつもばらばらに働くので、御者が勉強しようと言っても、身体の馬車が、「話、聞いてない」と言い、やる気がなくて、すぐに怠けることもあるが、クンダリニ開発すると、著しく機動性の高い馬車になるのだ。
やる気がありすぎる生活を想像してみてほしい。だいたいこういう人は好きなことしかしておらず、地球に住む多くの人を見て、死んだように生きていると感じる。

体外離脱は、ムラダーラチャクラを残して、その上のスワディスタナチャクラが離脱することをあらわし、戻ってきた時には、ちゃんとムラダーラチャクラはいままで通り、眠ったまま、「型崩れ」していない。

しかしクンダリニが覚醒すると、ムラダーラチャクラは、体外離脱のさいに、一緒に行こうとする。これだとちっとも「体外」にはならない。
どうもクンダリニに詳しい人は、初期的には、体外離脱をするようだが、後期になると、体ごと、地球離脱ということも出てくるようで、さすがにこういう話は、飛躍が大きすぎて、詳しい内容を隠すらしい。

メカニズムに詳しくない人が、こういう体験をすると、無秩序な旅をするので、サポートとして、連合の誰かがつく。
1970年代はこういうことを平気で公言する人もいたが、いまでは、しっかり鳴りを潜めている。いなくなったのでなく、黙っているのだ。

でも、魚を一匹見つけると、その下に30匹はいると言われるように、けっこうたくさんいるのではないかと思うのだが。

 

松村潔
まつむらきよし/1953年生まれ。占星術、タロットカード、十牛図、エニアグラム、ライフシンボルなど、 いくつかの手法を活用して講座・研究会などを開催。アカシックリーディング等でも、タロットカードや占星術を併用すると安定性が高いという考えから、ツールの複合性を提案している。『わたしの運命がわかる地球星座占い』(角川書店)、『ディグリー占星術』『三次元占星術』(以上、説話社)、『土星占星術講座』(技術評論社)など著書多数。
http://www.tora.ne.jp/

 

 

『夢を使って宇宙に飛び出そう』
存在の4つのフェイズを縦横無尽に探究する
松村潔著/ナチュラルスピリット

『分身トゥルパをつくって次元を超える』
秘教の体系と神秘体験から見出した不死の身体とは
松村潔著/ナチュラルスピリット

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