これまで3回にわたって、ビリー・マイヤーと異星人であるプレジャリアンとのコンタクト記録を紹介してきた。コンタクトは今でも続いており、英語に訳出され、公開されているものでは、2018年10月23日に行われた第712回コンタクトが最新である。
こうしたコンタクト記録には、近未来の預言、歴史的な出来事の真実、異次元の存在、瞑想法と覚醒、プレジャリアンの高度な精神科学、人類への警告など、実に興味深い内容が多い。その量は膨大である。
それらはおいおい紹介するとして、今回は別の話題をお届けすることにした。プレジャリアンのコンタクト記録と同じくらい興味深い内容となる、人類学者、ハンク・ウエスルマン博士の体験である。

プロの人類学者・ウエスルマン博士の別の顔

ハンク・ウエスルマン博士は、コロラド大学ボーダー校で動物学を専攻し、カリフォルニア大学バークレー校で人類学の博士課程を終了した、バリバリのプロの人類学者である。
1992年、エチオピアで約440万年前の人類、アルディピテクス・ラミダス(ラミダス猿人)の全身化石が発見され、猿人と人類とを結ぶミッシングリンクが見つかったとされたが、ウエスルマン博士はこれを発見した国際調査隊のメンバーでもあった。
ラミダス猿人の特徴は、この調査隊に参加した人類学者たちが書いた11の論文に詳しくまとめられていて、ウエスルマンもこの論文の執筆者の一人である。

現在、彼はハワイ大学などで教えているようだが、人類学者とはまったく異なる顔がある。それは、シャーマンとしての顔である。
シャーマンの研究者などではなく、彼自身がシャーマンなのだ。

霊的な存在に気づいた30歳の時の体験

彼は以前に何度か、アメリカの深夜ラジオ「Coast to Coast AM」に出演し、自身の体験を詳しく語っている。

おそらく、ウエスルマンは70代前半であろうと思われる。彼が博士課程に在籍していた30歳の頃、スーダンで行われた人類学の調査に参加した。目的は、猿人の化石の発掘である。
調査隊は現地に長期滞在するため、現地人の部落とはひときわ友好的な関係を結ぶように努力したという。発掘にも多くの現地人が参加した。

あるときウエスルマン博士は、発掘のあと、現地の人々とくつろいでいた。すると急に「明らかに誰かに見られている」という強い感覚に襲われた。その感じは、時間が経つにつれ、強くなったという。
すると、目の縁にちらっと“トラの皮を被ったような生き物の姿”が見えた。そばにいた誰にも見えないようだった。しかし、近くにいた地元の部落のシャーマンだけには見えるようで、その生き物を自分とともに凝視していたという。

ウエスルマン博士は現地語で「今のは何か?」とシャーマンに聞いた。すると、「霊だ」という答えが返ってきた。
この体験をしてから、ウエスルマン博士は、たびたび同じような生き物と遭遇するようになったという。それはまさに、自分が人類学者として研究している“伝統的な部族社会の神話に出てくるような生き物を、じかに体験する”ようなことだった。

4900年後が描写された『スピリチュアルウォーカー』

ウエスルマン博士の体験は、これに止まらなかった。これはほんの始まりにすぎなかったのだ。

1994年夏のある日の深夜、ハワイの自宅の寝室で妻と休もうとしていたとき、彼の頭の中で心臓の鼓動が鳴り響いたかと思うと、いきなり鼓動が止まった。
すると、自分の身体を抜け出て、別の人間の身体に入ったのに気づいた。それとともに、自宅とはまったく異なる環境にいるのが分かった。
それは、「自意識が二つあるような状態」だという。向こう側の世界にいる別の人物の意識を、ウエスルマン博士の意識が客観的に観察している、というような状態だ。

彼がなり代わった相手は、20代後半の屈強なハワイ原住民の青年・ナイノアだった。ナイノアは自分が所属する部族から、未知の土地の探索を命じられ、長期間の旅に出ることになった。そこは、熱帯雨林の原生林に覆われた土地だった。

これ以来、ウエスルマン博士は幾度となくナイノアになり、彼の暮らす世界を体験した。その体験は、たいてい寝る前に何の予告もなく、いきなりやってきたという。
そして、ナイノアとして熱帯雨林のジャングルを探検するうちに、彼が「偉大な時代」と呼ぶ大昔の時代があったことを知った。それは249世代前、つまり約4900年前の世界のことだった。

ナイノアであるウエスルマンが探検している熱帯雨林のジャングルには、ときおり巨大なビルの残骸のようなものが見られた。
実は、ウエスルマンがいたのは“4900年後のカリフォルニア”だった。現在のカリフォルニアのかなりの部分は水没しており、ところどころに陸地が残っているような状態だったのだ。

ウエスルマン博士は幾度となくナイノアになり、彼のいる世界を体験した後、これを本にまとめた。これが『スピリチュアルウォーカー』だ。1995年にベストセラーになっている。プロの人類学者が自らの実体験を綴った名著であり、お勧めの本である。

特定の脳波のもとで体験した別の世界

『スピリチュアルウォーカー』の執筆以降、ウエスルマン博士はプロの人類学者らしく、自分の体験した世界が一体何なのか、その解明に情熱を注いだ。
その結果、自分の体験した世界は「特定の周波数が優位な脳波のもとで現れる世界だった」ということが判明した。“現実というのは、異なる種類の脳波に合わせて複数存在している”ということが分かったのだ。

彼が体験した世界は、「4〜7ヘルツのシータ波のもとで現れる世界」だという。ウエスルマン博士の脳に興味をもった大脳学者が、彼の脳波を計測したところ、シータ波の数値が異常に高いことが分かった。

さらにウエスルマン博士は、次のようなことも発見した。
シータ波から現れる世界は、多くの伝統的な部族社会でシャーマンが体験している世界であり、それはどの部族社会でも行われているドラムの特定のリズムを再現することで、現代の我々も比較的、難無く体験できるということを。

別次元の存在と交流する博士のワークショップ

現在、ウエスルマン博士は、自分が体験した世界を多くの人々にも体験してもらうワークショップを多数開催している。
それは、古代から延々と受け継がれてきたシャーマンのドラムのリズムに合わせて行うものであり、通常の現実とは異なった次元に存在する新たな世界と、そうした世界に存在する生き物たち(霊たち)と直接出会えるのだという。

このワークショップは通常、大学や学校などの普通の環境で行われる。だが、ときおり、遠方の霊と出会うためにエジプトなどにツアーを敢行し、ピラミッドや古代の神殿の中で行ったりもする。
その体験を彼はブログで詳しく報告しているが、驚愕するような内容も多々ある。

次回は、その内容の一部をお届けしよう。

 

高島康司
たかしまやすし/コンサルタント、世界情勢アナリスト。北海道札幌市生まれ。子ども時代を日米両国で過ごす。早稲田大学卒業。在学中、アメリカ・シカゴ近郊のノックス大学に公費留学。帰国後、教育産業のコンサルティング、異文化コミュニケーションの企業研修などのかたわら、語学書、ビジネス書などを多数著す。世界情勢や経済に関する情勢分析には定評があり、『未来を見る!『ヤスの備忘録』連動メルマガ』で日本では報道されない情報を発信。毎年多くのセミナーや講演に出演し、経営・情報・教育コンサルタントとしても活躍している。
主な著作は、『2020年アメリカは分裂する! 』『望みなき時代の幸福論』(以上ヴォイス)、『日本人が「英語ペラペラ」を本当に実現できる本』(講談社)、『なぜ予測をはるかに超えて進むのか』(ヒカルランド)、『論理的会話トレーニング』(アスカビジネス)、他多数。

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