TYA-TYAによる「宇宙時代への目覚め」〈12〉エネルギーヒーラーになるためのトレーニング体験記1

イラストテーマ「鯨と人魚姫」

こんにちは、エネルギーワーカーのTYA-TYA（チャチャ）です。
私がしてきた不思議な宇宙存在との出会いや、恩恵のような波動の探求には、人生を変えたソマティック・エナジェティクスとの出会いがありました。
今回は、トレーニングセミナーでの体験をご紹介しましょう。

『ソマティック・エナジェティクス』
マイケル・マクブライド著／TYA-TYA監修／神川百合香訳

4日間のプログラムで身体に帯びた慈愛の波動

Dr.マイケルのトレーニングセミナーは、4日間のプログラムでした。
事前にテキスト翻訳に奮闘していた私には、わかりやすく体系づけられたものでしたが、初めて参加する方にはチンプンカンプンだったと思います。
初来日の時に8人だったトレーニングセミナーの受講者は、2度目の来日時には、私を入れて3人に減ってしまいました。

初期のトレーニングセミナーでは、マイケルさんが参加者に応じてチャネリングするように情報が伝えられました。どの回のトレーニングにも共通して言えることは、マイケルさんの伝える新しい概念とツール、未知の世界を、いかに「抵抗なく」試せるかが鍵だということです。

なにしろ、トレーニングセミナーは理論や実践の他に、マイケルさんのグループセッションをディープに4日間続けて受けます。
心身のデトックスや人間関係を含めた変化も起きてきます。
神経系がクリアになり、古くから溜め込んだ感情の手放しが進むと、気づかなければやり過ごせるものがやり過ごせなくなり、向き合わざるを得なくなりました。

クリアリングが進むのと同時進行で、鉄が磁気を帯びるように、慈愛の波動を身体が帯びていくのです。これはマイケルさんが言うように、本当に宇宙に存在する波動の恩恵だと思いました。

ソマティック・エナジェティクスのセッションを受け取り、与えること。
2021年の今、私は認定プラクティショナーとして、その癒しと愛に満ちた時間の喜びを分かち合っています。

さまざまな生命体になり、人間が秘めた潜在能力を体感

ここまでは主催者としての経験やトレーニングについて書きましたが、私の個人的な体験を書くのは、さらに至難の業です。
私はマイケルさんのグループセッション中に、クジラになりました。宇宙空間を泳ぎました。

過去生でしょうか、脳障害がある人のように、うまく動かない体も体験しました。
セッションが終わって目を開けると、Dr.マイケルが澄んだ青い目を潤ませて私を見つめ、「辛い体験だったね」と言ってハグしてくれました。

私は発芽前の種子であり、羊水に漂う胎児であり、ティラノサウルスにもなりました。大きな頭としっぽを持つ爬虫類として、背骨をくねらせながら前進することは、生命の喜びそのものでした。

私はあこや貝であり、尺取虫であり、蝶であり、ジュゴンでした。
海の動物たちの力強さといったら、ありませんでした。私は施術台の上で深海を泳ぎ回り、暴れて台のパイプを曲げてしまいました。

私は、人間がとても力強い生命力と、生命の種と繋がる叡智を持って生まれてきたのだということを、体感しました。

そして何より、私はトレーニングを通してたくさんの涙に触れました。参加者の方の涙、私自身の涙。
孤独や誤解される悲しみが、心の奥深くから湧き上がってきて、肩を震わせて泣きました。
今振り返れば、なんて多くの涙を隠して生きてきたのだろうと思うのです。
それは湖を通り越して、ダムができているようなものでした。
あまりにも自分を麻痺させて生きたので、立ち泳ぎでアップアップしながら生きている自分に、気がついていなかったのです。

Dr.マイケルのトレーニングを受ける参加者。まさに「宇宙遊泳」。

新しい自分になり、見える世界が大きく変化

4日間のトレーニングセミナーを終えると、世界がきらきらと光って見えるようになりました。良い意味で、日常に違和感を感じました。
もっと優しくて、愛にあふれた自分や、光り輝く場所を知りました。

前よりも片づけができるようになったり、両親の前でいい子ではいられなくなったりしました。
自分を大切にすることが、少しずつできるようになって、シンクロが起こりやすくなりました。
霊的な体験をたくさんしました。
人間は、人間だけで生きているのではないと知りました。
生き物たちの種を超えた光のネットワークがあることを知りました。

そうやって私は、地球を包む光や祈りのバイブレーションを、さらに知ってゆくことになったのです。