夏の夜空、楽しんでいますか?
暑い夏の夜、空を見上げてゆったりした時間を過ごすのは、開放感あふれるリフレッシュタイムにぴったりですね。
たとえ、月の明かりや街の明かりにさえぎられて星が見えなくても、地上には間違いなく「その時期の特別な天体配置の星のパワー」が届いています。
そのことを少しでも気にとめて過ごせば、毎日、宇宙との繋がりが強まるはず。

特に28日・31日は、月や火星を中心に、いくつものスペシャルな天体配置が起きる日。
今どきは、携帯用の便利な「天体アプリ」があるので、アプリを片手に星々を探してみると楽しさ倍増です!
ここでは、この夏、一気に訪れる魅力的な天体イベントをご紹介しましょう。

 

 

7月28日 皆既月食(明け方)
浄化が促され、新しいエネルギーへと切り替えるチャンス!

皆既月食の際、月は神秘的な赤褐色に。

夜明け前に皆既月食が起きます。
この時、月は地上から低い位置にあり、月食が起こると、ほどなくして地平線に沈んでいきます。比較的、見えやすいのは西側の地域。
そのため、観測する場所によっては、月食になる手前や皆既中に月が沈んでしまうことも。

<皆既月食のスピリチュアルな意味>
皆既月食は、月が地球の影の中に入り込むことで起こる現象です。月の色が赤黒くなることから、海外では「Blood Moon(血の月)」と呼ばれ、災害の予兆を示す不吉な現象として忌み嫌われました。
月は人間の肉体面だけでなく、メンタルにも影響を与えるため、月の輝きが失われる皆既月食が訪れると、自分でも気づいていない本能が刺激されるといいます。

それが、マイナスの面であらわになると、普段抑えていた気持ちに歯止めが利かなくなりがちに。
例えば、つい衝動的になって買い物をし過ぎたり、お金を使い過ぎたり、相手に言い過ぎたり、強引に物事を進めたり……。何事であれ、「度が過ぎる行為」に繋がりやすいようです。

逆に、皆既月食がプラスの面で作用すると、それまでの古いエネルギーから、新たなエネルギーへと切り替わります。これにより、数ヶ月ほどかけて精神的な浄化が促されつつ、前進する力を得るでしょう。

皆既月食が持つ「刷新するエネルギー」を効果的に受け取るには、月食当日から数日間、イメージングするのがお勧めです。「こういう部分をこうしたい」と目標を明確にしたうえで、取り組んでみてください。

7月28日 太陽ー地球ー火星が直列(火星が「衝」)
火星パワーで社会に能力を発揮しやすくなるチャンス!

7月31日、火星が地球に最も接近します。
その手前の28日21時頃、満月のそばで非常に明るく輝く赤い星が火星です。この時、火星は地球から見た太陽と正反対に位置しています。これを天体用語では「衝(オポジション)」と呼びます。
「衝(オポジション)」とは、通常、地球から見て、ある惑星が太陽と正反対の位置にある状態。

ノストラダムスの大予言が注目された時代は特にそうであったように、かつて、「惑星直列」は惑星同士の重力が働き、巨大地震や災害を引き起こすのではないか?」と一部で恐れられました。
しかし、現在の科学で判明していることは、恐れる必要はないということ。複数の惑星同士による、地球への重力の影響は、月や太陽から地球が受ける重力の「数十万分の一にも満たない」そうです。

<「太陽ー地球ー火星が直列」のスピリチュアルな意味>
「衝(オポジション)」を占星術的に解釈すると、天体同士が向かい合い、互いが活性化されている状態。
それは、個人から社会へ、社会から個人へという働きかけが起こりやすい配置なのです。
いずれにしろ、外部からの影響が強まるので、様々な状況で緊張感が高まりがちな時期ですが、「個人の才能や能力を、周囲へと発揮しやすい時期」とも言えます。

火星は、行動力や勇気、情熱、闘志や能動性など、男性的なエネルギーを司る星。その面で、今回のオポジションの配置は、なおさら個人の能力を社会に発揮しやすい時期と言えるでしょう。

直列当日だけがそのエネルギーが影響するのではなく、直列前後の日々も、惑星は確実にエネルギー的な影響を及ぼします。「社会的に活躍したい」という目標を叶えたい人には、この火星のオポジションが、ますます熱い夏を後押ししてくれるでしょう。

 

7月28日 2018年で最も小さな満月
スーパーミニムーンを眺めるチャンス!

今年で一番小さな満月はいかが?

今年、最も大きな満月となった1月2日のスーパームーンに比べ、14%も小さな満月に変貌を遂げます。今年、最小サイズの満月だなんて、逆にいつもとは違う味わいがありますね。

7月26日〜30日頃 みずがめ座δ(デルタ)流星群
思考が冴えてアイデアに恵まれるチャンス!

この流星群が見られるのは、7月中旬から8月中旬にかけて。
「みずがめ座δ(デルタ)流星群」は、南流星群(7月30日頃にピーク)、北流星群(7月26日頃にピーク)の2つに分かれていますが、どちらも流星の出現数はあまり多くありません。1時間当たり、せいぜい10個程度と言われます。

しかも、2018年は月明かりにさえぎられるので、観測しづらい状況です。
ただし同時期に、「やぎ座α流星群」(7月30日頃にピーク)や、「みなみのうお座流星群」など、他のいくつかの流星群も活動しているので、流星を楽しめることには変わりはありません。

<みずがめ座流星群のスピリチュアルな意味>
流れ星をひとつ見つけただけでも感激してしまうのに、短時間にいくつも見ることができたら、感動もひとしおです。
世界的に有名なスピリチュアルティチャー、ウィリアム・レーネンさんによると、流れ星を見たら、次のような「予兆」も含めた意味があるそうです。

“流れ星を見たなら、愛とスピリットは、すぐそばであなたを守り、抱える問題があれば、解決するよう働きかけてくれています。
幸運や祝福は、間もなくやってくるでしょう。それまでの間、周囲を見渡し、すべてのものに美しさを見いだしてください。
ちなみに、流れ星だと思っていた光が、宇宙船の場合もあるんですよ。その場合は、宇宙の存在とのコミュニケーション能力が備わっているというメッセージとともに、宇宙の真理をあなたの元に届けようとしているサインかもしれません”
(IBOK Japan - IBOK公式ブログより)

そうと知れば、流星群をあえて積極的に見ることは、幸運や祝福を積極的に手を伸ばすことになるのかも?
今回、流星群がやって来るみずがめ座は、知性を司り、先鋭的な改革の性質を持つ星座。流星群となると、その意味合いが強まり、思考が冴えてアイデアに恵まれたり、改革のパワーが湧いてくるでしょう。流星が見えるような環境でなくても、確実に天から流星が降り注いでいるこの時期。流星パワー、ウエルカム!

 

7月31日 火星が大接近(スーパーマーズ)
自然と思考が冴えてアイデアに恵まれるチャンス!

まれに見るスーパーサイズの火星、地球にどんな影響を与えるのでしょう?

みずがめ座流星群の極大ピークと時を同じくして、2003年以来、15年ぶりに火星が地球に大接近します。この現象は「スーパーマーズ」とも呼ばれます。
次回、大接近するのは2035年9月11日で、あと17年後になってしまうんです。
7月31日に火星は、19時前に東の空から昇ってきます。非常に明るく赤く輝きながら、23時半くらいには真南に位置し、一晩中移動しながら明け方に沈みます。
この機会に、目をこらして南東に赤く明るく輝く火星を探してみては?

<火星が大接近するスピリチュアルな意味>
この時期の火星は、相性の良い「やぎ座内に位置」しています。これにより、火星はいつも以上にそのパワーを発揮しやすい状態です。

ただし、その動きは「順行」から「逆行」に切り替わるため、やぎ座の中をリターンするような動きに変化します。
ちなみに、火星が逆行することは珍しい現象なのです。
逆行が始まるのは、6月27日早朝から。再び順行に切り替わるのは8月27日深夜です。
このように、火星はやぎ座を背景に宙返りをするような動きを見せます。

そんな中、7月31日に火星大接近を迎えます。
これをスピリチュアルな視点で捉えると、どんなことが読み取れるでしょうか?

火星は男性的なエネルギーを意味する星。行動力や情熱・勇気・意志・セクシーな魅力を司りますが、逆行中となると、その意味は弱まるか、過剰になります。
火星の特徴を表す前進するパワーが発揮しづらくなるか、逆に過度に走りやすいかは、その人個人によりけりです。
でも、この時期、火星の逆行を利用して、いつも以上に心がけると良いことがあります。それは、火星が持つ前進するようなエネルギーを、自分の中で少し調整し、抑え気味にする感覚です。

例えば、
●計画やゴール、方向性を見直し、練り直す
●適度に運動したり、肉体を鍛える
●慎重に行動し、言動にも配慮する
●新しいことを始めるのは控える
など。

人は、宇宙からの影響を受けずして生きていくことはできません。
特別な天体のパワーを受け取って、宇宙のリズムに上手に乗りながら、スマートに過ごしていきたいですね!

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