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9月8日・9日は世界中のリーダーが大集結! マインドフルネスと禅のコラボイベント「ZEN2.0」

ほんの数年前までは、瞑想というと〝ごく一部の人たちが行うもの〟というイメージがありました。それを覆して、じわじわと人気となっているのが「マインドフルネス瞑想」です。
大企業でも取り入れられている、この瞑想法の魅力はどこにあるのでしょう?

それを盛りだくさんに体験できるユニークなイベントが、きたる9月8日と9日に開催される「ZEN2.0」。今年で2回目となる、本格的な「マインドフルネスと禅の国際的フォーラム」です。
場所は、禅の古刹である鎌倉の「建長寺」。
2日間にわたり、終日、多彩な内容のプログラムが30以上も組まれ、国内のみならず世界中からマインドフルネス界のリーダーが登壇し、スピーチを聴いたり、レクチャーを受けられるという充実ぶり。

風情あるお寺で様々なプログラムを堪能できるのも、このイベントの魅力。

慶應義塾大学大学院教授の前野隆司さん。イノベーション教育、幸福学の専門家ならではのユニークな講義を、今回も参加者たちが楽しみにしています。

 

見逃せない2日間になりそうですが、マインドフルネス瞑想と禅のコラボに、ピンとこない人がいるかもしれません。
そこで、このイベントに携わるメンバーの一人、村田樹紀さんに「マインドフルネス瞑想とその魅力、禅との関係性」について綴っていただきました。

マインドフルネス瞑想ブームと人気の理由

僕は長年、瞑想と深くかかわってきました。鎌倉で育ったのち、イギリスのオックスフォード大学で著名な哲学者のもと、「西田哲学」を研究しました。
その後はカナダにわたり、カナダ人の妻と共にマインドフルネスも含む瞑想や、ワークショップを行うようになりました。そして昨年末、20年ぶりに日本に移住したのです。

今、世界中で「マインドフルネス瞑想」が注目されています。
〝グーグルなどの世界的大企業ではマインドフルネス瞑想を熱心に取り入れている〟という話を、よく耳にします。ビジネスマンのための新たな自己管理法(セルフマネジメント)としても活用される他、北米のスポーツ選手などが日々のトレーニングや自己管理の一環に取り入れることで、急速に広がりつつあるようです。
日本でも、企業研修の一部として導入する動きが出てきています。
医学的・心理学的なマインドフルネス関連の研究も、最近はかなりの数が発表されているようです。このような色々な要素が重なって、今のブームにつながっているのでしょう。

マインドフルネス瞑想の人気の理由の一つは、「アプローチしやすいから」。
初心者でも、気軽にワークショップに参加できます。最近のマインドフルネス関連の本にしても、デザインもきれいで、身近に感じやすい印象です。読む気が起きない難しい瞑想についての本と違って、知人とも気軽に話しやすいのではないでしょうか。
しかし、このような流れになったのは、実は最近のことなのです。

固苦しさのない自由なスタイルが現代社会にマッチ

マインドフルネス瞑想の一番の核は、「今・ここ」での「気づき」にあります。
マインドフルネスという名のもとで、マインドフルな「気づき」に関連した様々なエクササイズや、呼吸法、瞑想、ボディワークなどが行われています。
「マインドフルネス瞑想」と言っても、内容は様々。「マインドフルな心の状態」「マインドフルな生活」だと、もっと多様な意味合いになります。

ですから、何が「マインドフルネス」なのか、分かりずらく混乱しやすい状況とも言えます。これは、パーリー語のsatiの訳であるマインドフルネスという言葉自体が、様々な意味を持つからです。混乱はある意味、すでにそこから始まっていたのかもしれません。
逆に言えば、マインドフルネスという名のもと、色々な方向性を打ち出すことができ、様々な形の瞑想やワークを実践することが可能です。
この風通しの良さ・自由さも、マインドフルネス瞑想の人気の理由の一つかもしれません。

同じ瞑想でも、例えば、禅の瞑想だと、わざわざお寺に足を運ぶことが必要です。そう簡単に、座禅のために朝早くお寺に行けるものではありません。
「禅の修行は難しい・厳しい」という固定観念を一度持ってしまうと、たとえ瞑想を試してみたいと思ってはいても、忙しい日々の中で、なかなかお寺に行く気にはなれないものです。怖そうなお坊さんに話しかけるにも、勇気が必要です。
そのうえ、お寺の中のマナーや作法も、よくわからないのが普通です。
その意味で、マインドフルネスのブームは、瞑想を広めるとても良い機会になっているようです。

様々な面で実感できるマインドフルネス瞑想の効果とは?

では、マインドフル瞑想やエクササイズによって、何を体験できるのでしょう?
実は、その答えは一概に言い切れません。例えば、初心者と長年実践している人とでは、体験する内容に差があります。

マインドフルネス瞑想を、瞑想の入門的なものとしてとらえる初心者も多々いて、その場合、「気持ちがとても落ち着いた」「日頃の仕事のストレスが取れた」というような感想をもつようです。
その他にも、「心をコントロールしやすくなった」「疲れが取れた」「食生活が改善され、ダイエットに効果的だった」などと実感する人も多いです。
ビジネス面でも効果があり、「仕事の集中力が上がって、とても効率的に働けるようになった」「上司との人間関係やコミュニケーションが楽になり、円滑になった」という感想も聞きます。
これに加え、夫婦関係・男女関係が改善する人がたくさんいます。

生活の中の色々な場面で応用できるような手軽なエクササイズと、マインドフル瞑想を行うことで、日々の暮らしに潤いを与えられます。マインドフルな心の持ち方により、様々な効果が期待できるのです。

日本人が受け入れやすい禅や仏教と通じる世界観

日本にとっては、「マインドフルネス」という言葉自体は新しいものですが、ブームがやってくるずっと前から、それと重なるものが、長い間、文化の底辺に流れてきました。
マインドフルネスの核心は、瞑想などを通して自分の心を鎮めて観察することや、「今・ここ」に集中することなどにあります。
そのために行うのは、普段の生活の中で呼吸の質を整えたり、自分の中の感情を見つめたり、向き合ったりすること。これは、禅や他の仏教の基本とさほど違いがありません。
禅などに影響を受けた茶道などの伝統的な芸道では、単なる技術の習得だけで終わりません。心を鎮め、呼吸を整え、今・ここに集中することが大切な要素です。
ですから、現在、マインドフルネス瞑想で探究されていることと長年日本で探究されてきたことは、かなり重なるのです。

そのような文化的な親和性=マインドフルネスが広まりやすい素地が、すでに日本には存在していました。このことも、今のこの国でのブームの一端になっているのでしょう。

9月8日と9日のゲスト、尺八演奏家の全(ZEN)さん。尺八を通して禅の精神と身体性を伝えています。

 

マインドフルネスと禅の世界に心地よく浸れる「Zen2.0」

このイベントでは、リラックスしてマインドフルネスを楽しんでいただけるよう、色々な企画をご用意しています。例えば、マインドフルネスな感覚にいざなう「尺八の演奏」や「食べる瞑想」などの催しもあります。
何より、世界中から集まるエキスパートたちから直接話を聞くことで、マインドフルネスな世界を肌で感じることができます。
深遠な禅の世界を、身近に体験できる貴重な機会です。お気軽にご参加ください。

 

マインドフルネスと禅の国際的フォーラム「Zen2.0」
開催日/9月8日(土)・9日(日)
場所/鎌倉「建長寺」
時間/受付開始9:00〜  プログラムスタート9:30〜 終了18:00

※詳しくは、以下をごらんください。
https://zen20.jp/

2017年「Zen2.0」の様子(動画)

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