あなたの世界観をゆさぶるDVD『サイエンス・アンド・ノンデュアリティアンソロジー2』の見どころ/5

12月5日発売を記念して、DVD『サイエンス・アンド・ノンデュアリティアンソロジー2』の魅力をあますことなくお伝えするこのシリーズ。科学と非二元の分野の世界的な大御所23名が、この世のしくみを語り尽くすという、量子力学や非二元の世界が好きな方には、たまらない内容です。
本日ご紹介するのは、物理学者であり、共振プロジェクト研究所所長であるナシーム・ハラメイン。アインシュタインの「統一場理論」などに興味のある人にとって、ハラメイン氏は有名人なので知っている人も多いことでしょう。彼はこのDVDの中で、空(vacuum=くう)について、それがなんであるかを分かりやすく教えてくれます。彼の表情と語り口をじっくり見つつ聞きつつ、その世界に没入してみましょう。

この世界の全てを満たし把握している、空(バキューム)なるもの

ハラメイン氏は空間の捉え方がおもしろく、目からウロコです。ずいぶん前から、彼のフィールド理論は多くの人に注目されていました。このDVDで彼は、「空(くう)」(vacuum=真空)という言葉を使い、空間を説明をします。それは何もないのではなく、フルなのだそう。

原子の中心は空っぽではなく、中も外も何かで満ちている、つまりフルの状態です。しかし、全空間がフルに満ちているので、フルとして体験できません。比較することができないので、空っぽとして見えるのです。
超高密度、かつ無限のエネルギーで変動する空間およびエネルギーに分かれ目ができると、その境界が見えます。電磁フィールドとよばれるエネルギーが、突然少しだけ放射され、それが原子として見えるからです。
あれが太陽だ、星だ、銀河だとわかるのは、空間に区切りができたからです。物質が空間を定義するのではなく、空間が物質を定義します。

空(バキューム)はあらゆる時間・空間・情報だと言えます。すべてがそれに向かって放射し、すべてがそれから与えられます。あらゆる情報がその中にあるのです。
スピリチュアルな言葉を使えば、宇宙中で起こっているすべてのことのアカシック・レコードであり、宇宙の大きなハードディスクのようなものです。

空間を区切るのが、物質だというわけですね。しかし、その物質も、いわゆる進化論的に変化していくのではないようです。

標準物理学では、今の世界・環境が複雑になった成り立ちが説明できません。ほとんど不可能です。
統計的にいえば、大型旅客機ボーイング747をごく小さなパーツも含めてすべてバラバラに解体し、空中に放り投げ、地上に戻ったときに、奇跡的に全パーツが元に戻って、何事もなく再び飛べるのと同じ程度の確率です。おそらく、そんなことは起こらないでしょう。
でも、空(バキューム)がすべてをつなぎ、エネルギーがすべてとつながっていると理解することによって、物事が自己体系化する構造がわかります。空は超伝導体であり、流動体でもあるので、(空自体が)すべてがどう動いているかが瞬時にわかります。より複雑な構造を組織化し、私たちが住む複雑な相互作用のあるこの世界を創り出せるのです。

原子は小さなブラックホールであるという認識

「量子理論と古典物理学(ニュートン物理学)の間に溝はありますか?」という質問にハラメイン氏は、「溝は人工的に作られたもので、本来はない」と答えています。私は「へえ~~」と静かに喜びつつ、以下の彼の説明を注意深く聞きましたが、うーん、難しすぎてイメージが湧きませんでした。
そのくだりをここに記しますので、皆さんも想像してみてください。

プロトン(陽子)について書いた私の論文では、原子核はアインシュタインの半古典構造を使って「古典物理学的」として扱いました。原子は小さなブラックホールとみなし、陽子や原子核は小さなブラックホールであると説明する数式を書けば、原子の磁気モーメント・導入時間・原子核の崩壊などに関して、正しい答えが得られます。
私がここで言いたいのは、歴史的な発見の時期によって、たとえばブラックホールや特異点などは、ごく最近まで実際に存在するとは思われていませんでした。
ですから100年前に原子の話をしても、それが小さなブラックホールだという考えは浮かびもしませんでした。このように発見の時期によって、物理学はさまざまな分野にわかれ、再びつながる機会がなかったのです。私たちは今、それらを再びつなげる作業をしています。

量子力学における有名な実験「シュレディンガーの猫」や「二重スリット実験」についても、「空」理論で読み解いていくと、不可思議な現象ではないそうです。形而上学を引き合いに出さなくても、スムーズに説明がつけられていきます。
原子レベルの世界を、〝フルの視点〟から解き明かす、ナシーム・ハラメイン。DVDでのスピーチを聞きながら、ミクロからマクロスケールにまでに思いを巡し、イマジネーションの旅に出れそうです。やはり、世の中には、こんなにもすごい人がいるのですね〜!

(この記事を書いた人/東村山キヨ)

量子論や非二元の世界が好きな人にとっては、垂涎のDVD!
『サイエンス・アンド・ノンデュアリティアンソロジー2』(12月5日発売開始)
 サイエンス・アンド・ノンデュアリティ・カンファレンス編集、本田法子&河井 麻祐子訳
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